Alexaのスキルは去年1個遊びで作ったくらいで最近の事情をキャッチアップしていないので勉強のつもりで行った。そして大いに刺激を受けてきた。
最近引っ越した家から会場が徒歩10〜15分くらいなので、朝から開催してたけどかなり楽に参加できた。街中に住んでるとこういう部分でも楽できたりするので良い。
あと当日のセッション内容は下記にまとめられる様子。
見たセッションとメモを書いていこうと思う。
Alexa Skills Kit 最新アップデート
最新の機能が紹介されており包括的にAlexaの全体像を改めて把握するには一番勉強になった。(Amazonの方が話されているのでそれはそうなのだが。)
lenovoの端末やfireタブレットがアレクサ対応しており画面部分でも表現できることが多くありそう。またwin10でもアレクサ対応している。
ユーザーが作成しているスキルも紹介されており、カーテンの開け閉めをアレクサでやっていたのはすげーと思った。確かに生活の中でそういうことが音声で出来たら結果的にかなり捗りそう。
Blueprintはまだ日本未対応のようだが、スキルを作るハードルがだいぶ下がる印象。
世界ではじめて楽器にAVSを搭載するまでの道
AVSを使った開発ということで、ハードが苦手な自分にとっては実装はとても大変そうなイメージがある。
それでも完成した製品でのデモを見ると普通に感動した。
ランチセッション
下記のスポンサー企業のLT
- 株式会社サーバーワークス
- 株式会社ISAO
- 株式会社ウフル
こういったLTで今まで知らなかった企業の事を知れるのはとても面白い。
特に株式会社ISAOの発表者の方が既存のスマホとは別角度の物を作りたい、といった発想は面白いと思った。
Backlog for Amazon Alexa enhance を 全部見せます
実装面においてとても勉強になった。特に既存のSDKで作り込むとhandler内の記述内容が多くなる、というのは同感。なので自分の中で処理をレイヤーとして分けて開発されており、これは自分もやってみようと思えた。
また既存のWebで出来る事をVUXで代替することは意味がない、という意見もすごく納得した。単純に開発工数が増えるだけでなく、音声で解決する機能に注力して開発した方が効率がいいし、Webで出来るならWebでやれば良いからだ。
そう行った意味でwebと同じ機能の代替ではなくて、(今回はプロジェクトマネジメントのスキルを開発されていたようなので)「アドバイザーになってほしい」という最終ゴールはとても腑に落ちた。
VUI and IoT device
ISAOの方と同様に、スマホでも出来そうだけどもそれで満足せずハードウェアを自社で開発されているAtmophの方の発表。
開発されているAtmoph Windowを初めて知ったがとにかくクールだと思った。横長ディスプレイに映像を映すことも可能だと思うけど、あえて縦長ディスプレイのハードウェアを製造されているこだわりが素晴らしいと思う。
Alexaスキルの実装面はかなり泥臭いこともされており、何となく勝手に親近感が湧いた。
AWSを駆使して特許出願に至ったVUIの「音声レビュー・ログデータ収集・分析システム」の話
スキルだけでなくVUIの分析システムを開発されており、しかもおそらく(多くの作業を)1人でされているっぽいので、単純に調査力と実装力すごいなあと思った。
AWSのコンポーネントをたくさん試しては失敗したら捨てて再度別の角度で試して、という過程の部分を公開してくれているので何というかこちらも励みになる。
Alexa Developer Meeting -スキルのその後とVUXの未来-
作成したビジネス向けのスキルでうまくいかなかった部分も話されていて、自分の仕事部分でも参考になる話だった。
「アレクサのキラーコンテンツがまだない」という状態も現状の確認ができてとてもよかったと思う。新しい分野なのでビジネス面での現場の方の意見が聞けるのは貴重だと思った。
まとめ
ただただ楽しかったです。