Google Apps Scriptをそろそろローカル環境で扱いたくなってきたのでGoogle謹製のclaspをインストールしてみる。
npmをインストールする
claspのインストールはnpmコマンドにて行うが、npmをインストールするためには
• homebrewでnodebrewをインストール
• nodebrewで使用するバージョンを指定
という手順を踏む。
まずはhomebrewでnodebrewをインストール
$ brew install nodebrew
インストールが完了したらパスを通す。
参考ページではbashでの設定方法があって
$ echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile
上記の設定になるが、自分の場合はfishシェルを使用しているので下記コマンドを実行してターミナルを再起動した。
set -U fish_user_paths $fish_user_paths $HOME/.nodebrew/current/bin/
node.jsのインストール
下記で利用可能なバージョンを一覧表示する
$ nodebrew ls-remote
よくわからないので最新版を入れることにした。
$ nodebrew install-binary latest
ただこのままだと「.nodebrew/src
以下のファイルが存在しない」とエラーが表示される。
Fetching: https://nodejs.org/dist/v7.10.0/node-v7.10.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file
Warning: /Users/whoami/.nodebrew/src/v7.10.0/node-v7.10.0-darwin-x64.ta
Warning: r.gz: No such file or directory
curl: (23) Failed writing body (0 != 941)
download failed: https://nodejs.org/dist/v7.10.0/node-v7.10.0-darwin-x64.tar.gz
そのためフォルダを作成して再度インストールを行えば完了する。
$ mkdir -p ~/.nodebrew/src
下記のコマンドでインストールされたnodeを確認できるが
$ nodebrew ls
v12.4.0
current: none
current
がnone
になっているため使用するバージョンを明示する。
$ nodebrew use v12.4.0
これでnpmコマンドが使用できるようになる。
claspのインストール
npmコマンド一発で終わる
$ npm i @google/clasp -g
そのあとは下記コマンドでGoogleアカウントでログインを行う。
$ clasp login
ブラウザで許可を求めてくるので、許可するとログイン完了。
claspコマンドの使用方法はまた今度書く。