ローカル開発環境のCentOS7にRubyをインストールしたのでメモ。
パッケージインストール
まずはRubyをビルドするときやrbenvをインストールするために必要な各パッケージをインストールする。
$ sudo yum install -y git gcc gcc-c++ openssl-devel readline-devel
またrubyが標準でインストールされている場合は一旦アンインストールする。
$ sudo yum remove ruby
rbenvとruby-buildのインストール
rubyの複数バージョンを管理できるrbenvをgitでインストールする。
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
インストール後にbash_profileにパスを指定。
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
次にrbenvのプラグインであるruby-buildをインストール。ruby-buildはrubyをインストールするためのツール。
$ git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
$ cd ~/.rbenv/plugins/ruby-build
$ sudo ./install.sh
rubyインストール
ruby-buildのインストールまでが完了したらやっとrubyをインストールする。
インストール可能なrubyバージョンは下記コマンドで確認。
$ rbenv install -l
今回は2.4.2のバージョンをインストールする。
$ rbenv install 2.4.2
インストールしたrubyのバージョンをシステム全体(global)で使用するため下記コマンドを実行
$ rbenv global 2.4.2
以上で完了。
バージョンを確認すると正常にインストールされている。
$ ruby -v
ruby 2.4.2p198 (2017-09-14 revision 59899) [x86_64-linux]